「80代の壁」を超える方法とは?元ミス日本代表・谷 玉惠さんが40年継続している筋トレ健康習慣
今年の夏、80歳を迎えた元ミス・インターナショナル日本代表の谷玉惠さん。ジーンズを颯爽とはきこなす姿は、ミス時代と変わらない体のラインです。その秘訣は、お尻アップ体操と筋トレに打ち込む日々。いったいどんな筋トレを続けているのでしょうか。実際の様子を見せていただきました。
80歳の壁は、筋トレで乗り越える
今年8月、谷 玉恵さんは80歳を迎えました。
凛とした姿は、まるで年齢を感じさせません。
「いまの生活は“筋トレ一筋”と言っても、大げさではないわね」
そう笑う谷さん。
週に3回はご主人とスポーツジムへ。
1時間しっかり汗を流したあとは、帰り道の買い物や食事も楽しみのひとつです。
「これまでいくつものジムに通ってきたけど、いまのジムはとても気に入っています。集中してトレーニングできる環境がいいのよね」
使うマシンはなんと10種類!
しっかり追い込まなければ筋力はつかないから、「ひとつのマシンにつき、10回を1セットとして、適度に休みを入れながら、3セットが基本です」
その真剣さに驚かされます。
さらにジム以外の日の予定もぎっしり。週1回は仕事で東京まで訪問治療に出かけます。もう1日はタヒチアンダンスのレッスンへ。外出しないのは、週に2日ほどだけ。
筋トレを始めたのは40歳からなので、かれこれ40年。筋肉があることで、いわば“基本の体力”が整っている——、だから年齢を重ねて、体調不良になっても、回復力があるように感じているといいます。
「“80代の壁”なんて言われますね。どんな壁が待っているのかはわかりません。でも、これまで通り、筋トレ一筋! 大いに精進していきたいと思います」
80代の壁も筋トレで軽やかに飛び越える——そんな頼もしい笑顔の谷さん。筋トレの様子を見せていただきました。
谷 玉惠さんの筋トレ6箇条
【1】脚を中心に鍛えています
どこを中心に鍛えていますか?という問いには、「もちろん、脚です」と即答です。
大腿四頭筋や大臀筋など下半身をトータルに鍛えるレッグプレスは、今は90kgから97kgくらいを押しています。以前は140kgを押していたこともあったとか!
重いときは手で脚を押しながら
「脚をもどし切らないで押すのがコツ」
【2】お尻に手をやり、筋トレが効いているか確認します
筋トレは、どの筋肉がいま鍛えられているか、意識することが大事。
「筋トレ中に手を当てると、きちんと効いているか確認できます」
